母とランチ#中年のおかしな姉弟
4月下旬、とっくに桜は散っていた。
天気は曇り。
雨は降らないし、暑くもなく、かえっていいかも。
わたしがお弁当を作ると言った。
無印良品で使い捨ての容器を買っておいた。
ご飯がくっ付きやすいらしく、クッキングシートを敷いて詰めた。
平日なので人も少ない。
座る場所には困らなかった。
川近くなので少し肌寒い。
食べ終えたら、すぐに後ろに立っている公共施設に入った。
イベントはやっていないらしく、中も人は少なかった。

空中庭園をひと回りして、カフェに入る。
さっき、お弁当を食べたのに甘いものが食べたくなる。
入り口のPOPを見て、ハニートースト一択だった。
クリーム盛り盛り、中にはアイスが隠れていた。
こういう甘々系を珈琲と一緒に食べるのが好き。
村の人の話になる。
“絶対に姉の言うことには逆らわないって”
“年子なのに”
周りの村の人も皆、関心しているようだ。
その姉弟が小学生なら、かわいい話だと思う。
関心もすると思う。
けど、その姉弟は50代?なのだ。
絶対に、姉の発言に対して違うと思う事はあるはず。
男女の違いもあるのだから考え方は絶対に違う。
逆らったっていいような気がするけど。
姉の方が口が強いから、言ったところで、、、。という諦めで、その弟は何も
言わないだけかもしれない。
関心する話じゃないと思った。
けど、わたしは毎度ただ聞いているだけ。
母はマシンガンのように勢いよく喋るから、なんて言うか言葉を挟みにくいと言うか。
とにかく、喋りたい人だから。
わたしが反対の意見を言ったところで、また被せてくるし。
この、逆らわないって話に疑問があったけど。でも、その時はパッと言葉にできなかった。
少し、モヤっとして。
あとで、中年の姉弟なのにおかしくないか?って、ここで書いている。
兄弟の話で言うと、わたしたち姉弟もおかしい。
疎遠なのだ。
別に遠くにいるわけでもない。顔は盆と正月は見ている。
何を話していいか分からない。
会話なんて最後がいつだったのか記憶にない。
恥ずかしいけど、恥ずかしいからここでしか書けない。
ふとした時に、この問題が頭をよぎる。
人には話さないけど、話したところできっと
“?”
理解できないだろうし。何でも話せばいいじゃんって。
それが出来ない。
明確に何か大きな喧嘩をしたわけでもない。
おかしな姉弟はわたしたちの方だ。

ここのカフェにはまた行こう。
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